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「透かし」というとお札の透かしを頭に思い浮かべる方が多くいらっしゃると思います。
しかし、お札の透かしのように誰の目でもはっきりとわかる透かしでは、元のデジタルコンテンツの内容を変えてしまいます。
また、透かしが入っていることがすぐにわかってしまうと、それを消す技術がすぐに出てくる可能性が高くなります。
電子透かしの中には見える透かしもあり、ID を入れることによって消えるものもあります。
これは従来のセキュリティ技術とあまり変わりがなく、電子透かしの目的が著作権保護であるという前提から考えると、できればは目や耳ではわからない「透かし」であった方が望ましいと言えます。
以上のことから、電子透かしとは、人間が知覚できない程度に透かし情報を埋め込み、デジタルコンテンツの質を損なわせない技術ということができます。
さらに乱暴な言い方をすると、誰にもわからないようにデジタルコンテンツに傷(ノイズ)をつけるということになります。
しかもその傷から埋め込んだ情報を取り出すこと(検出)ができなければなりません。
サインズが提供する電子透かしは、佐賀大学理工学部と共同開発した、まだ市場にない新しい技術です。
現在周知されている電子透かし技術は大別すると、データの標本値に埋め込む方法(画素を複数のブロックに分割し、輝度を表すビット情報に直接処理を施す)と周波数成分に変換して埋め込む方法(フーリエ変換(FET)やスペクトル拡散、離散コサイン変換(DCT)などに代表されるように画像データを周波数成分に変換し、画質に影響しないように特定の周波数成分に透かし情報を埋め込む)があります。
サインズの電子透かしは、どちらかといえば後者の手法に似ていますが、色の高周波成分に対するユニークな加工(特許出願済)を施してあるので、既存の手法に比べ、解読が極めて難しいと言えます。
また、電子透かしの技法のひとつにステガノグラフィがあります。
これは、秘密の文書やコードなどを画像データに埋め込み、第三者に埋め込まれた情報を感知させずにやり取りを行う技術です。
サインズの電子透かしは、前記のとおり独自の埋め込み技術で、秘匿性が非常に高いことから、このステガノグラフィへの応用が期待されています。
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